処理の流れをコントロールする考え方を身につける
GASで実用的な処理を書くためには、単に値を扱うだけでは不十分です。
「条件によって処理を変える」「同じ処理を何度も繰り返す」といった制御が必要になります。
この役割を担うのが、条件分岐と繰り返し処理です。
GASでは、JavaScriptと同じ構文を使ってこれらを記述します。
この記事では、if文とfor文の基本的な考え方を、実際のGASコード例とあわせて整理します。
スプレッドシート操作をイメージしながら読み進めてください。
目次
条件分岐とは何か
条件分岐とは、ある条件を満たすかどうかによって、処理内容を切り替える仕組みです。
「もし○○なら△△する」という考え方が基本になります。
- セルが空なら処理しない
- 数値が0より大きい場合のみ計算する
- 特定の文字列が入力されているか確認する
if文の基本とコード例
GASで条件分岐を行う際に最もよく使われるのがif文です。
function checkValue() {
const value = 10;
if (value > 5) {
Logger.log('5より大きい値です');
}
}
5より大きい値です
function checkScore() {
const score = 70;
if (score >= 80) {
Logger.log('評価:A');
} else if (score >= 60) {
Logger.log('評価:B');
} else {
Logger.log('評価:C');
}
}
繰り返し処理とは何か
繰り返し処理は、同じ処理を複数回実行するための仕組みです。
スプレッドシートの複数行を処理する場合などに必須となります。
for文の基本とコード例
function loopSample() {
const fruits = ['apple', 'banana', 'orange'];
for (let i = 0; i < fruits.length; i++) {
Logger.log(fruits[i]);
}
}
apple
banana
orange
banana
orange
ifとforを組み合わせた実務イメージ
function loopWithCondition() {
const numbers = [3, -1, 0, 5];
for (let i = 0; i < numbers.length; i++) {
if (numbers[i] > 0) {
Logger.log(numbers[i] + ' は正の数です');
}
}
}
まとめ
この記事では、GASの条件分岐(if)と繰り返し処理(for)の基本を、コード例とともに整理しました。
次回は、関数の作り方と設計の考え方を解説します。
GAS学習シリーズ
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